【よさこい】よさこいの夏。高知の夏。
こんにちは。
「明けない夜はない」とはいえ、明けるかなと思えばいきなり夜に逆戻りという事が続いています。
しかし、そんな中でも嬉しいことはあるし、少しずつでも世の中はいい方向へ向かっていると信じてみたい気持ちはあります。
高知の夏といえば、まず思い浮かぶのが「よさこい」ではないでしょうか。
よさこい節に合わせて鳴子を鳴らし前へ進むそのお祭りは、踊る者だけではなく、見る者も、陽気にさせてくれます。
【よさこい祭り】
よさこい祭りの歴史は正直そんなに古くはありません。
よさこい祭りは昭和29年(1954年)に始まり、新型コロナで中止となった2020年までに66回行われました。
日程は決まっており、前夜祭が8月9日。本祭は8月10日、11日。そして受賞チームや県外チームが躍る後夜祭は8月12日となっています。
※本祭が8月10日、11日になったのは雨が降る可能性が一番低いということでこの日になったそうです。
今では、6月に北海道で行われる「YOSAKOIソーラン」も有名で、どちらかというとそちらの方が知名度があったりしますが、元祖は高知県のよさこい祭りです。
よさこい祭りに参加するための条件としては、
①鳴子を使用すること
②踊りながら前進すること
③よさこい節を入れること
主にこの3つだけで、これさえ守っていれば基本的には誰でも人数さえある程度集めれば参加できます。
【私のよさこい履歴】
高知の夏の風物詩、よさこい祭り。
そのお祭りに地域おこし協力隊時代に3回、踊り子として参加しました。
私が参加したのは「四万十町よさこい踊り子隊 四万夢多」。
四万十町のチームです。
四万十町のチームで2015年、2016年、2017年の3年間踊りました。私が躍った時の衣装はゲストハウスにも飾ってあります。
3年間、よさこいに参加して思うのは「よさこいはとても面白い」です。
踊りと踊りの間のほんの一瞬の静寂。そこに聞こえる息遣い。
夏の夜を照らす地方車のライト。
鳴子が当たりそうなほどに近い観客。
大人になってこれほどに熱くなれるものがあるのかと思いました。
だからこそコロナで中止となったこの2年間はとても寂しい思いをしていました。
【3年ぶりのよさこい】
2022年。
高知によさこいが3年ぶりに帰ってきました。
特別演舞という形で、踊る場所だったり、人数、日程などが制限された中ではありましたが、よさこいが高知の町中で見られるということはよさこい好きにとっては待ちに待ったものでした。
私は宿の仕事があったのでテレビで見ていましたが、やはりよさこいはいいなと思いました。
高知の夏。よさこいの夏。
来年は通常通りのよさこいが見られるように願っています。
みなさんも是非一度本場、元祖のよさこいを楽しんでみてください。できれば踊る方で。
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