【予土線】予土線トレカ

ゲストハウスのこと

こんにちは。
桜の開花予想は早かったもののそこから一気に寒さが戻り、焦らしに焦らされやっと咲いた桜はそれはそれは見事で、もこもこの綿菓子のような花に毎日癒されています。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

春は出会いと別れの季節。

3年間見守った四万十高校生が旅立ったと思えば、それと入れ違いで新入生も入ってきて、別れがあるからこそ出会いもあるのだなと当然のことに改めて気づかされます。

さて、そんな2024年の春。

宿の前を走るJR予土線が50周年を迎えました。1974年3月1日に窪川から江川崎が繋がり予土線が全線開通したこの日。多くの人で町はにぎわい、餅巻きも多くの人が参加する中で行われました。

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それから50年。

予土線は常に廃線のうわさが絶えない赤字路線として危機を迎えています。

そんな予土線を少しでもにぎやかにするために地元でも様々な取り組みを行っています。

今日はそんな動きの中から生まれた新しい取り組みについてご紹介したいと思います。

【予土線トレカ】

現在大正駅には「駅ノート」と言われるみんなが旅の思い出などを自由に書けるノートをJRさんに許可をもらって設置しています。

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そういったノートは全国各地の駅で設置されていて、各地の駅ノートにイラストを描いて残す「絵師」さんという方々がいらっしゃいます。

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この絵をどうにかしてうまく活用できないか。

そう考えて作ったのが「予土線トレカ」(300円)です。

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”絵師さんたちのイラストをトレーディングカードにして売ろう”と考え、今回トレーディングカードを作りました。

カードは全部で6枚。そのうち4枚は絵師さん。その他に地元の高校生と地元の画家さんにもお願いをしました。

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トレーディングカードなのでゲーム性も取り入れ、じゃんけんができるようにしています。

そのトレカを入れる専用の台紙(300円)も作りました。そして、大正の町中をめぐってもらおうと、トレカを買える場所を今回大正商店街の6つの店舗にお願いし、お客さんが必然的に大正商店街のお店を訪問できるようにしました。

【大正まちなか入場券】

大正の町中をめぐってもらう仕掛けはもう一つあります。

それが、「大正まちなか入場券」(200円)。

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大正駅の構内に置いてあるガチャガチャで買えるようにしています。

ガチャ玉の中には昔の切符を模した大正まちなか入場券と小さな紙が入っています。

その紙にはそれぞれ、「あたり」「大当たり」などが書かれていてこれを大正商店街の各お店に持っていくと何かしらの特典がもらえるようにしています。

EkimaehouseSamaruでは、サマル特製ステッカーを差し上げるようにしています。

【予土線を盛り上げたい】

その他にも大正駅の連絡通路に木枠のトンネルをつくり、イラストが飾れるようにしたり、駅を模った絵馬(300円)をつくったり駅を中心としたにぎわいをつくろうと今模索しています。

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100円を稼ぐために1700円の経費が掛かっているといわれる予土線。一日4往復しか走らない不便な路線です。

それでも、学生や旅人にとっては必要不可欠でこの路線がなくなれば四国一周もできなくなります。宿をしている私にとっても路線の存続は死活問題で路線があるとなしでは集客にも大きな違いが出てくると予想できます。

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ただ、JRさんにとっても民間企業として利益を出さないといけないのも事実。情だけで赤字路線をいつまでもそのままにしておくわけにはいかないでしょう。

地域としても何かできることをしなければいけないと思っています。それが今回の予土線トレカを始めとした一連の取り組みです。

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そして、自分たちの願いとしてはこのトレカが予土線の各駅で作られるようになり予土線全体が盛り上がっていったらいいなと思っています。

トレカに関しては宿の方でも2種類販売していますので是非。

 

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