【秋の味覚】天高く馬肥ゆる秋
こんにちは。
“山粧う”とも言われる秋。
食べ物の最盛期を迎える時期でもあります。
そんな秋にピークを迎える食べ物の話題を今回はしようと思います。
【マツタケ?】
秋の味覚といえば…
不漁で最近値段が高くなってきているかつての大衆魚サンマ。
ついつい食べ過ぎてしまうさつまいも。
食卓を彩る沢山の果物。
そんな多種多様な歴戦の勇者が名を連ねる中でも秋の味覚の王様といえば何といっても「松茸」、ではないでしょうか。
そんなキングオブ秋の味覚マツタケ。
そうそう庶民の口に入るものではありません。
ここ四万十町大正の下津井集落では毎年この季節に「きのこバイキング」が行われ県内外から多くの方が来られますが、今年は新型コロナのこともあり開催されないそうです。
マツタケはその希少性と「香りマツタケ…」と言われるように芳醇な香りが人気の秘密ですが、そのマツタケに似て非なるものがあります。
その名も「サマツ」。
早松と書かれる字のごとく、松茸よりも少し早い時期に生えるキノコで、見た目がマツタケそっくりなこともあり「バカマツタケ」(学名)や「ニセマツタケ」などといわれています。
マツタケが赤松の下に生えるのに対して、サマツは主にミズナラやコナラといった広葉樹林に生えます。
今年は特に豊作だそうで色んなところからサマツをもらう機会があります。
「バカマツタケ」などと不名誉な名前で呼ばれていますが、味はそれなりに人気で炊き込みご飯などは私も好きです。
【栗】
マツタケと並ぶ秋の味覚を代表する栗。
ここ四万十は全国有数の栗の産地でもあります。
大正地区でも栗を使った焼酎「ダバダ火振り」は全国的にも有名で、甘い香りのする栗焼酎はあの「倍返しだ」で有名なドラマの原作者の方も大好きだとか。
何で四万十が栗の名産かというと、朝晩の温度差が大きく、適度な湿度が栗の成育にいいのだそうです。
栗の名産地といえば丹波などが有名ですが、四万十も「しまんと地栗」というブランドでじわじわと名をあげてきています。
【そんな秋の味覚をお裾分け】
以上サマツと栗を紹介しましたが、なぜこの二つを紹介したのかというと、この前その二つを近所の方からもらったからです。
サマツに関しては、サマツをもらったという話をみんなでしていたら「サマツおにぎり作ったから食べる」と言われサマツご飯までいただくことが出来ました。
これから深まっていく秋。
これから冬まで色んな美味しい食材に出会えるかと思うと楽しみです。
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