【アサギマダラ】旅が好きな美蝶

ゲストハウスのこと, 四万十町のこと

こんにちは。

 

突然夏から秋に変わり、慌てて毛布を引っ張り出したりして何ともせわしない日々を過ごしています。

秋。

四万十は実りの秋を迎えます。

黄金色の稲穂。大きな栗。青空とのコントラストが美しい柿。

空も高く澄み、一年の中でも美しい時期となっています。

そんな四万十に見るも美しい蝶が飛来してきました。

 

【アサギマダラ】

マダラチョウ科の蝶。

「旅する蝶」として有名で、その距離は約1000キロとも言われています。

ほぼ日本全国で見られる蝶ですが、今の時期各地で「アサギマダラを確認」などという

ニュースが出ているところを見ると人気の蝶なのでしょう。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

見た目の綺麗さもさることながら、ある鬼をモチーフにした大人気漫画のキャラクターデザインにも影響を与えた蝶としても今は有名です。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

【それはある日突然に】

アサギマダラを僕が知ったのは老人クラブの方からのこんな依頼からでした。

 

「小野さん、駅の花壇にフジバカマを植えたからアサギマダラがくるか時々見てね」

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

その時アサギマダラが何者かも知らなかった僕は言われるがまま時々駅の花壇を見に行っていました。

「とりあえず綺麗な蝶が来たらそれ(アサギマダラ)なんだろう」

というぐらいです。

 

それでも時折見に行くうちに段々とアサギマダラが見たくなってきている自分がいました。

 

そんなある日。その老人クラブの方からアサギマダラが来ていることを教えてもらい花壇に行くと。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

数匹のアサギマダラがひらひらと飛んでいるのが確認できました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

そこからは毎日のように花壇に行きアサギマダラを見ながら癒されていました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

【蝶を集める藤袴】

アサギマダラを呼ぶために老人クラブの方々が植えた花があります。

 

藤袴(ふじばかま)

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

秋の七草の一つでその蜜はアサギマダラだけでなく多くの蝶の好物です。

 

あの鬼をモチーフにした漫画でも藤というのが一つのキーワードになっているはそういったこともあるのかもしれませんね。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

この藤袴を植えたことでアサギマダラは大正駅に来てくれました。一番多い時では20匹ぐらいはいたのではないかと思います。

 

藤袴おそるべしです。

 

【来年も是非】

このブログを書いている10月下旬現在。アサギマダラは確認できません。

もしかしたら数匹いるかもしれませんが、この寒さでもうどこかへ旅立ったのかもしれません。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

また来年、会いたいものです。

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