【ハロウィン】コロナの中のおかしなまつり
こんにちは。
毎年、年の瀬が近づくにつれて一年の早さに驚くようになりました。
つい2か月前までは「暑い暑い」と言っていたのが、今では「寒い寒い」と、全く逆の言葉を言っているのが不思議です。
その昔。といっても私が子供だったころ、一年で一番のイベントといえば「クリスマス」でした。
しかし、今はクリスマスよりも「ハロウィン」の方が日本人にとっては大きな行事になってきているのではないかと思います。
≪ハロウィン(南瓜祭)≫
キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「万聖節」の前夜祭。秋の収穫の感謝と先祖の霊をお迎えし悪霊を追い払う。
古代ケルト人が行っていたサウィン祭が起源で、11月1日の新年の前日で大晦日である10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに来るといわれていた。その時に悪霊も一緒にやってきて悪さをするため、それを追い払うために仮装をするようになった。
ネットの情報を見るとこのようなことが書かれていますが、日本でいうお盆のようなものでしょうか。
日本人はこういった外国のイベントを日本流にアレンジするのが上手いですが、今やハロウィンは「仮装する日」みたいな認識になっているような気がします。
さて、それはさておき…
ここ四万十町でも四万十町地域おこし協力隊員によるハロウィンイベントが開催されました。それに便乗して私もちょっとしたイベントしたので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。
【何をする?】
そもそもハロウィンイベントをやる予定ではありませんでした。
ただ、前々から周囲にやりたいイベントの内容をしゃべっていたので、協力隊がハロウィンイベントをやるといった時に周りから「(何かイベント)やらないの?」と言われやることになったのです。
その前々から私がやりたいと思っていたのは「パン祭り」。
大正の町中にはパン屋さんがありません。そこで、地域のパン屋さんを集めて大正の中心部でパン祭りができないかと考えていたのです。
しかし、コロナ禍ということもあり、実行に移せるのはまだまだ先かなと思っていたところでした。
そこに「なんかやらないの?」という言葉。
「じゃあなんかやりますか」と考えたのが、今回のイベントです。
【おかしなまつり】
パンじゃないならなにやろう?
その時に考えたのが、「ハロウィンではお菓子を配るよな、じゃあお菓子のイベントがいいか?そういえば四万十町にはスイーツを扱ってるとこが結構あるな。じゃあそれをイベントにしよう」
と考え着いたのが『おかしなまつり』です。
四万十町内でお菓子を作っているお店のお菓子を集めて売っちゃおうと思ったのです。
イベント名もそのまんま「おかしなまつり」。
”お菓子”と”おかしい”を掛けてみました。
まつりの内容は、私が各お店から一定数のお菓子を購入しそれを販売するというシンプルなもの。それでも各お店に「買った物を売っていいですか?」と許可を得るために各店を廻りました。
四万十町内でお菓子を扱うお店は14店。その1店、1店を廻ってお祭りの趣旨を説明し、協力を仰ぎました。
結果全てのお店が協力してくれることに。
四万十町内のスイーツ店が一同に介するイベントが初めて行われることになりました。
【イベントまで】
当初の予定では各店1万円ずつぐらいの商品を買おうとしていました。
しかし、知り合いのお菓子屋さんから「1万円は多すぎるよ。5千円ぐらいでもいいんじゃない」というアドバイスを受け、各お店から5千円分または20個ぐらいを基準にお菓子を購入しました。
当日。
アドバイスを受けておいてほんと良かったと思いました。
5千円分でもそれが14店舗分集まるとなかなかの数でした。
それに今回はコロナ禍ということもありあまり積極的にPRはしていません。
どれだけの人数が来てくれるのか本当に不安でした。
【当日】
当日のイベントは2部構成。
私たち四万十町スイーツ祭りは午前10時からです。
午後からは地域おこし協力隊が行う、子供たちが仮装して各お店でお菓子をもらって歩くというイベントです。
朝9時ごろから集まって飾り付けや陳列などの準備を行いました。
コロナ禍のイベントということもあり、受付を設け、氏名と連絡先を書いてもらい、検温をしてもらってから会場に入ってもらうようにしました。
また、当日はお菓子作りを趣味としている方の「おためしお菓子」もありました。
イベントの結果としては大成功とはいわないまでも「成功」ではあったと思います。
お菓子も完売とはいえないまでもそれなりに売れ、損はありませんでした。
私は用事があり午後からは参加できなかったのですが、午後からの地域おこし協力隊のイベントに関しては「大成功」だったようです。
私も後から商店街の人に聞くと「あんなに子供がいると思わなかった」というほどに賑わったそうです。
コロナ禍でも新しい取り組みはできるんだなと感じたイベントでした。
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