【夕ご飯】2軒の居酒屋とお好み焼き

ゲストハウスのこと, 四万十町のこと

こんにちは。

宿泊予約の際によく聞かれるのが「夕ご飯を食べたりするところありますか?」という質問です。

決して都会とはいえない大正地区。コンビニまで20㎞もあると知ればそれは気になる所でしょう。

この質問に対する答えはいつも決まっています。

「居酒屋さんが2軒、お好み焼き屋さんが1軒あります」

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

コンビニもない小さな町に居酒屋さん2軒とお好み焼き屋さんがあるのです。

【2軒の居酒屋さん】

大正の町中にある2軒の居酒屋さん。

「呑んで家」さんと「一福」さんです。

どちらも宿から徒歩圏内にある地元に愛されている居酒屋さんです。

-呑んで家-
宿から徒歩約2分。赤い提灯が目印の居酒屋さんです。

僕のおすすめメニューは「鶏のバタバタ」「ウツボの唐揚げ」「担々麺」です。

特にウツボの唐揚げは高知県以外ではあまり見かけないので食べるお客さんが多いと聞きます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

-一福-
宿から徒歩約4分。紫の暖簾が目印です。

僕のおすすめは1000円で飲み物1杯とおかず3品がついてくるその名も「セット」。
他にも唐揚げや焼うどんなど家庭的なメニューが美味しい居酒屋さんです。

特に唐揚げはファンも多く、2日連続でから揚げを食べにいったお客さんもいるほどです。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

よく「どちらがおすすめですか」と聞かれますが、正直どちらもおすすめです。

オーナーさんもそれぞれ個性があるし、それぞれ地元のお客さんがいて宿のお客さんをもてなしてくれます。
どちらに行っても満足してもらえると思うので本当にどちらともおすすめです。

【お好み焼きさん】

宿から一番近い飲食店が、「お好み焼き いちかわ」さん。

お好み焼きだけでなく、唐揚げや枝豆など居酒屋メニューもあるのでお酒を呑む方にもおすすめです。

僕のおすすめは「スジコン」。筋とこんにゃくのお好み焼きです。これ以外にもこんにゃく玉だったり、焼きそばでもラーメンでもちゃんぽんでもない「スープ焼きそば」なるメニューもあります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

【宿の顔=近所のお店】

僕が目指しているのは「地域まるごと宿」という考え方に即した宿で、「宿だけで完結しない、地域全体でお客さんをもてなす」といったものです。

この3軒の飲食店がそれを体現してくれています。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

宿のお客さんの大半はこの3件のうちのどれかに行ってくれる方が多いです。
そこで、地域の方と仲良くなり、宿に帰るのが午前様という方もちょくちょくいます。

また、外に食べに行ったお客さんが宿に戻ってくる際に僕は感想を聞きますが、そのほとんどが「ほんと楽しかった」と言ってくれます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

飲食店さんの方でもお客さんをすごく可愛がってくれて、そこで呑んでいる地元の方もよく話しかけてくれたりするそうです。

「折角四万十に来てくれたのだから地元の人と接してもらいたい」
「四万十という土地ではなくそこに住んでいる人を知ってもらいたい」

そんな思いがあります。

地域にとっても、全国、世界の人と知り合うことができることはとても大きなことだと思います。

僕の宿がきっかけとなって、四万十の人と世界の人が繋がるきっかけになったら嬉しいと思っています。

皆さんも是非、宿に泊まった際には行ってみてください。

 

  • コメント ( 2 )

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  1. 加藤達也

    9/20(火) Samaruさんに1泊お世話になり、その晩「呑んで家」さんにお邪魔しました。台風(14号)明けで市場に魚が無くご主人も申し訳なさそうでしたが、こればっかりは致し方ない。鶏とウツボを頂きました。ビールの後に栗焼酎のハイボールを頂いたのですが、翌朝ご近所の喫茶店「橋」にお邪魔した際、他所者の私に話しかけてくださったご婦人が正にその焼酎を造っておられる、ということで、その際に色々な話も伺い、より思い出深い滞在になりました。1週間の高知の旅を終え、昨日 25(日)の晩に帰宅しました。有難うございました。

    愛知県 加藤達也

    • 小野雄介

      加藤様
      その節はありがとうございました。
      台風の後で少しお魚は残念でしたが、また来られた際のお楽しみしておいてください。
      ダバダ火振りは今全国でも売られているのでお店などで見た際には大正のことを思い出していただければ幸いです。

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