【四万十支流原付の旅】昔話からフィギュアまである打井川
こんにちは。秋に入り昼と夜の寒暖差が激しくなり、着る服に迷う日々の四万十町大正駅前です。
さて、年中長袖を着て走るライダーにとってはいい季節となりました。
そこで、第2回目の四万十川支流の原付バイクの旅へ出かけました。
今回は『打井川』。
まずは、ゲストハウスを左に出て町中を抜けます。
大正の氏神様である熊野神社を過ぎて国道381号線との合流地点を左に曲がり窪川方面へ向かいます。
風光明媚な四万十川を左に見ながら川を下ること約20分。対岸に「JR打井川駅」が見えてきます。
因みに全長196㎞ある四万十川のちょうど中間地点がここ打井川駅あたりです。
四万十川を渡り打井川が流れる打井川に入っていきます。
打井川が流れる打井川地区は口打井川、中打井川、奥打井川の3地区に分かれており、約10キロほどの間に60世帯ほどが点在しています。
民話の里打井川
打井川地区には昔話が沢山あります。
大正地区に伝わる昔話を集めた「大正のむかし話」という本がありますが、その中にある52編の昔話の内実に23編が打井川地区のものです。
打井川を走るとそうした昔話の舞台となった場所を見ることができます。そのうちの一つを紹介。
「雨降り石」
海洋堂ホビー館四万十を越えてさらに進むと右側に大きな石があります。これは、「権現の休み石」と言われている石で、その昔、紀州(和歌山県)から戦に負けて逃れてきた「たんぞう法院」たちが途中休んだ石だそうです。
この石には不思議な力があって、その石に座ると雨が降るといわれています。なので地元の人は絶対にこの石にすわらないそうです。
この他にも、お地蔵さんの首を見つけるとお願い事が一つ叶うという「しむか地蔵」や海洋堂ホビー館が打井川に作られたきっかけともなった「馬之助伝説」など、昔話にことかかない民話の里です。
オタクの聖地海洋堂
そして、もう一つ。打井川を語るうえで忘れてはならないのが「海洋堂ホビー館四万十」「海洋堂かっぱ館」です。
2011年に旧打井川小学校を改装して作られた海洋堂ホビー館は「日本一辺鄙な所にあるミュージアム」として有名です。原付バイクだと大正駅からでも約30分。狭いくねくね道を対向車に気をつけながら走ると山の中にひっそりとあります。
周りの風景とは裏腹に中にはフィギュアが沢山。ありますが、行った日はお金をあまりもっていなかったので中には入りませんでした。
ホビー館の1㎞手前には「海洋堂かっぱ館」もあり、その名の通りかっぱだらけのミュージアムです。館の周りには色んな種類のかっぱがいますが、これは全部1人の方がチェーンソーで作った通称「チェーンソーがっぱ」というものです。かっぱ館に関しては休館日でも楽しめると思いますよ。
さて、こんな打井川。どうですか?
海洋堂ホビー館四万十:四万十町打井川1458-1 (0880)29-3355 大人(高校生以上)800円 子供400円
海洋堂かっぱ館:四万十町打井川685 (0880)29-3678 大人(高校生以上)500円 子供300円
※両館共通券あり(大人1200円、子供600円)
※毎週火曜日休館
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