【レンタルバイク】8月から始めます。

ゲストハウスのこと, レンタバイクについて

こんにちは。梅雨明けから一転、うだるような暑さが続いている四万十町大正です。

夏真っ盛りの8月。この8月に新しいことを始めようと思います。

レンタバイク。

開業前から考えていたことではあるんですが、改装やなんやらで後回しになっており、なかなか取り掛かれなかったことです。今回いいご縁もあったりしてレンタバイクをようやく開始することができそうです。

【きっかけは水曜どうでしょう】

「水曜どうでしょう」という番組をご存知でしょうか?1996年から2002年の6年間、北海道のローカル局HTBで放送されたバラエティ番組で、現在ドラマ等で活躍している、大泉洋さんを輩出した伝説的な番組です。(※これについては後々大いに語らせてもらいたいと思います)

その番組の中の企画で原付で旅をするというものがあり、そこから当時乗っていた車を手放し、原付を購入し、福岡から岩手までの原付旅をしました。さらには、中型免許も取得し、HondaのCB223sを購入。福岡では毎週のようにツーリングをしていました。そのバイクは高知に来た時にも乗ってきていて、当初はバイクだけしか持っていませんでした。(来て1か月もするとバイクだけでは田舎では過ごせないことがわかり直ぐに車を購入しました)

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

開業を機にバイクは手放してしまいましたが、乗ることの楽しさを知ったという意味で、レンタルバイク構想のきっかけは水曜どうでしょうといっていいと思います。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

【なぜ原付バイクなのか】

私の宿は「地域まるごと宿」というものを目指しています。地域全体が宿のようなものになって、寝る所=ゲストハウス、食事=近所の居酒屋、遊ぶところ=大正の各地域。というように、私の宿で旅が完結しないようなものをつくりたいと思っています。

しかし、ここには移動手段が少ないという問題があります。

コミュニティバスや、路線バスがあるにはありますが、本数が少なかったりして自由度が低いという問題があります。

そこで、考えたのが、原付バイクでのレンタルバイクです。

また、原付なら…

①普通免許で乗れる→大多数の人が乗れるのではないか

②維持費が安い→ガソリン代、保険代が安い

③スピードが出ない→のんびり回れる

といったメリットがあると思いました。

【中古の原付は古物商がいります】

原付を購入してレンタルバイクをするということは割とすぐに決まりました。次に必要なのはバイクです。

その購入費としてクラウドファンディングにも挑戦しました。お陰様で多くの方にご支援をいただきました。

それでもやはり新車を買って、ということになるとそれなりのお金がかかります。そこで探したのが、伝手を頼って中古を買うということです。

レンタバイクをやりたいという事は色んな人に言っていたので、バイクを売ってくれるという人も割と早く見つけることができました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

しかし、ここで新たな問題が浮上してきたのです。

ネットで調べていると、”人から買ったバイクでレンタルバイクをする場合は古物商の許可がいる”ということが分かったのです。

古物商:古物営業法に規定される古物(書籍、美術品、中古車など)を業として売買または交換する、個人、法人の     こと。

ただ、これは僕にとっては正直そこまで大変なことではありませんでした。というのも、元々書籍の方で古物商の許可を取っていたので変更届だけで済んだからです。

 

-古物商許可の取り方-

古物商の許可は各地域地域の警察署で取れます。必要書類は各県警のHPでダウンロードできます。それに必要事項を書いてお店を開くところの担当警察署に持っていけば40日ぐらいの審査を経て許可がおります。

その申請の際にどのようなものを取り扱うかとかを書く欄があるのですが、レンタバイクに古物商の許可が必要としらなかった私は書籍でしか申請していなかったので変更届が必要でした。

※古物商申請等について詳しくは各警察署に相談してみてください。

【変更届は出した、その後は…】

古物商の変更届を出して、中古バイクを購入することができるようになりました。

そして、バイクが来ました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

次に必要だったのは、名義変更です。

「軽自動車税申告書並びに標識交付申請書」という書類が必要で、これは役場の税務課に行くともらえます。そこで、書類をもらって書こうとすると、前の所有者の方がまだ廃車手続きをしていなかったので、前の所有者の方に「この人に譲渡しましたよ」という事を書いてもらう欄がありました。そこで、再度書類を持ち帰り、前の所有者の方に書類を書いてもらって再度税務課へ。前のナンバーを提出して、新しいナンバーをもらうことができました。

一番スムーズにいくのは前の所有者の方に廃車手続きをしてもらってたら早いと思います。

新しいナンバープレートももらったし、さあこれで大丈夫。とはなりません。

次に必要なのは、自賠責保険。自動車損害賠償保障法という法律で自動車及び原動機付自動車を使用する際に加入が義務付けられているもので、これに入らなければバイクに乗って走ってはいけません。

これに関しては、コンビニとかでも入れるそうですが、私の場合はレンタルバイク用の傷害保険を頼んだところに一緒にお願いしました。

名義変更→自賠責保険→傷害保険

これで、レンタルバイクを始める準備はほぼ整いました。

【8月から始めますよ~】

現在(7月28日)バイクは整備中です。バッテリー等交換すべきところを交換して、8月までには戻ってくる予定です。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

8月1日からレンタルバイクを始めます。バイクの種類はリトルカブ。ギアチェンジが必要ですが、クラッチがないため初めての方でも少し練習すれば乗れるとは思います。

-レンタル料金-

3時間まで→1500円

3時間以上~8時間→3000円 ※以下1時間ごとに1000円ずつ加算。

ヘルメットは無料貸し出し。完全なオートマではないのでギアチェンジなど練習が必要な方は事前に練習時間を設けます。

その他現在レンタバイク用のグッズ等も考えています。

この夏始まる原付レンタルバイク。四万十の自然をゆっくりと原付で走ってみませんか。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

 

 

 

 

 

 

 

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