【沈下橋】四万十に架かる橋
こんにちは。
少しずつ秋めいて…なんて書こうとしてたらあっという間に寒さが襲ってきた四万十です。
今年の四万十は柿と栗が豊作らしく、どこにいっても「柿いらない?」と聞かれ柿の貰い手を探している人が大勢います。
さて、四万十川と聞いて真っ先に思い浮かぶワードの一つに”沈下橋”があります。

沈下橋とはその名の通り沈むのことで、雨が降り大水になると橋が流木などで流されないように欄干をなくしている橋のことです。
昭和10年~30年代に多くつくられ、その建築費用の低さから高知県などに多くあります。
私の出身地である大分県にも沈下橋はあり、私の実家近くでは「沈み橋」と呼ばれていました。
【四万十川の沈下橋】
現在四万十川に架かる沈下橋の数は支流にあるものを合わせて48本。そのうち本流には22本の沈下橋が現存しています。
今は四万十の観光ツールとして重要な位置を占める沈下橋ですが、欄干がないため日常生活で利用するには危険性をはらんでいます。そのため、近くに大きな橋ができると基本的には沈下橋は崩されるのですが、それでも残っているものがこの数になります。
中には今でも生活道路の一部として住民の方に必要なものとなっている沈下橋もあります。

一番古い沈下橋は四万十町の窪川地区にある一斗俵沈下橋で昭和10年に作られたもので、沈下橋から飛び込む子供たちの写真などがポスターなどに使われることが多いため、見たことがある方も多いかもしれません。

因みに、四万十町のお隣である津野町の「吉村寅太郎邸」の下には”早瀬の一本橋”という沈下橋の原型と呼ばれているものがあります。
【四万十町の沈下橋】
22本ある四万十川本流に架かる沈下橋。
そのうち10本が四万十町にあります。

上流の方から、
一斗俵沈下橋・清水沈下橋・若井沈下橋・向弘瀬沈下橋・上宮沈下橋・上岡沈下橋・里川沈下橋・茅吹手沈下橋・第一三島沈下橋・第二三島沈下橋になります。
その中で私のおススメ沈下橋を紹介したいと思います。
【向弘瀬沈下橋】
国道381号線を通って窪川方面から大正に来る際にトンネルを一つ通りますが、そのトンネルを過ぎてすぐに左に曲がりしばらくすると見えてくる小さな沈下橋です。

私調べですが、おそらく四万十川に一番近いであろうこの沈下橋。
国道から外れてるため人も少なく、周りに広がる静かな自然をめいいっぱい楽しむことができます。
【上岡沈下橋】
宿から約5㎞の場所にある沈下橋です。
丸いフォルムの橋脚が可愛らしく、国道沿いにあるためフラッと寄りやすい沈下橋です。

橋の先には民家が数軒あり、今でも生活道路の一部として大切にされている現役バリバリの沈下橋ですが、季節のいい時期になると必ず誰かが橋の上にいるところが見えるという人気の沈下橋の一つです。
ただ、生活道路ですので橋の上で長時間撮影するなどといったことはやめておいてください。
【茅吹手沈下橋】
大正から十和に向かう道すがら、国道381を進むと左下に見えてくる沈下橋です。
山と山に挟まれて中央に流れる四万十川。その四万十川に架かる茅吹手沈下橋の姿は「四万十川」というロゴを入れたくなるほどの絶景です。
その昔某鉄道会社のフルムーンのCMに使われたのもうなずける景色。

さらに、すぐそばには予土線も走っているため、運が良ければ予土線、四万十川、沈下橋のコラボが見られるかもしれません。
【ほかにも魅力的な沈下橋】
今回紹介した沈下橋以外にもたくさんの沈下橋が四万十川には架かっています。
四万十町だけでなく、四万十市や津野町、中土佐町にも魅力的な沈下橋がありますし、本流だけでなく支流にも沢山の沈下橋があります。

また、四万十川だけでなく同じ高知県の仁淀川にも沈下橋が架かっており、中には有名アニメーション映画の舞台になった沈下橋もあります。
是非皆さんも自分だけの推し沈下橋を探してみてください。
また、四万十川の沈下橋については「四万十川財団」さんのHPに詳しく載っていますので是非参考にしてみてください。
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