【新年】年末からお正月

イベントのこと, ゲストハウスのこと, 四万十町のこと

明けましておめでとうございます。2020年が明けました。

今年の夏には世界のビッグイベント東京オリンピックがあります。この機会に四国の秘境四万十まで来てくれる方が増えることを願っています。

さて、今回、新年1回目のブログは年末からお正月にかけての出来事を報告したいと思います。

【門松つくり】

年も押し迫った12月27日。大正江師にある「オートキャンプ場ウェル花夢」さんにお邪魔して門松を作らさせてもらいました。

ウェル花夢さんには協力隊の時からお世話になっており、今回で5回目の門松づくりです。

ウェル花夢さんの門松はすべてが現地調達。竹を伐りだすところから作業は始まります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

手順は大きく分けて以下の通りです。

①竹を伐りだし、適当な長さで3本(長い、中くらい、短い)に切った後、磨く

②3本の竹の上部を斜めに切る

③3本の竹をまとめて立てたあと、土台を作る

④ゆずりは、雄松、雌松、南天、シダ、梅を調達し門松の土台に挿していき飾り付ける

とまぁこんな感じです。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

一番大変なのは、土台を作る所です。竹を真ん中に置いて周りを固めていくのですが、ある程度安定するまでは手で押さえておかないといけないので手が何本あっても足りないぐらいでした。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

それでも3時間ほどで作業は終わり新年を迎える準備が整いました。

【年越しふるまいそば】

「三社参り」という言葉をご存知でしょうか?文字通り3つの神社をそれぞれお参りしながらまわることです。(※余談ながらちょっとネットで見た情報によると初詣で三社参りをするのは西日本だけらしいです。)

大正中心部(以下田野々)にも3社参りの風習がありますが、こちらの場合は「熊野神社」「河内神社」「五松寺」の2社1寺を廻ります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

大晦日の晩から回る人もいるということなので私がまだ地域おこし協力隊だった5年前から「大正駅前にぎわい拠点」で年越しそばを無料でふるまう「年越しふるまいそば」を実施しています。今年も、現役協力隊や地域の方のお力を借りて実施することができました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

元々は地元の有志が「田野々には大晦日に3社参りをする風習があるからふるまいそばをして町を盛り上げよう」と6年前に始めたものを、協力隊員が引き継いで今まで残っています。このふるまいそばに関しては、地元の方からも応援していただいていて、そばを茹でるためのガスや鍋テーブルといったものは地元のガス屋さんや地元商工会青年部が無償で提供してくれたり、貸したりしてくれています。

限定50杯という一見すると少なそうに思えますが、毎年ちょどいい具合になくなります。

毎年これをやっていて思うことがあります。それは、「ここ(大正)にこんなに若者がいたのか」ということ。

みんな里帰りで実家に帰ってきていているのでしょうが、この日だけは夜の田野々に若い人が沢山いるので町が華やいだように見えます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

ゲストハウスにとっては利益の出ないことではありますが、地域のにぎやかしのためにも続けられるだけ続けていきたいと思います。

【お正月】

大晦日から一夜明けてお正月。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

四万十町は穏やかな晴天に恵まれました。普段よりちょっと遅めに起きてのんびりした後初詣に行きました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

熊野神社→河内神社→五松寺の順番で廻りました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

風もない晴天でのんびりと散歩を楽しむことができました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

帰ってからはお休みの日しかできない昼間からの一杯。

楽しいお正月を過ごすことができました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

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