【四万十の支流旅】中津川

レンタバイクについて, 四万十町のこと

原付バイクの四万十支流の旅。第1弾は中津川です。

四万十川最大の支流梼原川に流れ込む中津川は、全長約15㎞。今回は原付バイクで行ける約11キロメートルの間を旅しました。

中津川には、その名前を冠した中津川集落を初め、大奈路、八足、赤岩、古宿、森が内などがあります。水は澄んでおり、川沿いには春には桜、初夏には新緑、秋には紅葉、といった風に季節ごとに違った風景で楽しませてくれる四万十の癒しロードでもあります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

8月初旬。明日からは雨という予報が出ており、今日しかないということで原付バイクに跨りました。

【中津川までの道】

まずはゲストハウスを背にして左へ。

栗焼酎で有名な無手無冠を通り過ぎ、国道381号線との合流地点に出ます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

ここを右に曲がり、ひたすら真っ直ぐ。

2つのトンネルを抜け、春になると綺麗な桜を咲かせてくれる並木を進んでいくと、中津川への分岐点が見えてきます。ここを斜め右にまがり、中津川方面へ向かいます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

真っすぐに行くと下津井集落へと行ってしまいます。※下津井についてもそのうちUPしたいと思います。

【大奈路】

中津川への分岐点。大奈路集落。

この集落には、かつて小学校や幼稚園がありました。今でもストア(ここのカツオのたたきは地元の人に人気です)や旅館があります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

昔は、ここから中津川や下津井に抜ける矢立街道というものがあり、交通の要衝でした。

その大奈路を抜けて、八足、赤岩へとくねくね道を進んでいきます。

【久木の森山風景林へ】

途中、僕自身初めて発見した無名の滝(名はあるかもしれませんが僕が知らないだけです。すいません)を通り過ぎ、風景林への分かれ道へと来ます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

坂を登ればトンネルがあり、中津川集落への近道となります。私も急いでいるときはトンネルを通りますが、今日は自然を満喫するのが目的。ということで、脇道を進みます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

脇道に入り、最初のカーブを曲がるとそこはもうマイナスイオンの巣窟。

身体をさらしているバイクだからこそ感じる冷っとした空気に心地よさを感じながら森の中を進んでいきます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

脇に見える水の清らかさに吸い込まれそうになりながら、マイナスイオンをたっぷり吸いつつ進んでいくと、風景林に着きます。

【久木の森山風景林】

16万㎡の天然木で構成された森林公園です。

江戸時代、土佐藩の御留山(藩の山)として木材を京阪神に移出し、藩の森林事業を支えていた森が、明治時代に国有林となり、平成13年に旧大正町が「2001年の森」として購入したものです。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

近くには土佐の名水40選にも選ばれた湧水が流れており、とても綺麗な森林公園です。

私にとっては、2015年2月に協力隊の面接で初めてここを訪れて依頼、四万十町で一番好きな場所です。

春夏秋冬それぞれの季節で素晴らしい風景を魅せてくれるこの風景林は、いつどんな人を連れて行っても喜んでもらえる場所です。この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

また、風景林のそばを流れる中津川は、水嵩も浅く、小さなお子さんが水遊びするのにも最適です。(※といっても目を離していいわけではありません。あくまで安全に考慮しながら遊んだ場合ということです)

【中津川集落】

久木の森山風景林を過ぎて少し行くと中津川集落が見えてきます。

ここは、「THE日本の原風景」といっても過言ではないほどのところです。

田んぼ、川、山、人。その全てが一つの風景として完成されていて、日本の原風景のモデルともなりそうな風景が広がっています。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

この中津川集落は地元の方がいろんなことに取り組んでいることでも有名で、夏には田んぼの中で行う「どろんこ運動会」、秋には風景林でバイキングを行う「紅葉祭り」などのイベントが催されています。

また、秋には集落の河内神社で「花取り踊り」なども行われ、季節を通じて何らかの楽しみがある集落です。

【旅の締めはパン】

中津川の旅はとりあえずここで終了です。

ただ、私が中津川まで来た時に必ず寄る所があります。

それは、お隣梼原町にあるシェムワというパン屋さんです。

この旅の日も当然のこと寄りました。

中津川集落を通り過ぎ、森が内集落を通り、町境の長ーいトンネルを抜けると梼原町に入ります。

そこから山を下り、松原という集落にシェムアというパン屋さんがあります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

ガッツリ系のパンから、お洒落なパンまで美味しいパンが沢山あります。いつもどれを買おうか迷って結果多めにかってしまいますが、この日も原付バイクということを忘れかなり買ってしまいました…。

さて、これで中津川の旅は終わりです。

大正の中心部から中津川まで約30分。

中津川からシェムワのある梼原町松原までは約20分です。

ぜひ、行ってみてください。

【サコッシュ作りました】

原付レンタルを始めたと同時にサコッシュなるものを作りました。

原付の旅に大きなリュックサックとか背負ってたらきついだろうなと思ってです。

財布や携帯など必要最小限の物だけが入るようなもので、表にはゲストハウス名を入れてみました。

全部手作りなので同じものはありません。今はまだ9種類だけですがそのうち増やしていこうと思います。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

一枚500円。よろしかったらどうぞ。

 

 

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