【梅雨】梅雨と旅
この記事を書いているのが6月9日。
昨日の8日に四国地方も梅雨に入ったようで、朝から雨が降っています。
毎年思うことですが、
「梅雨は鬱陶しい…」
ただでさえ雨の多い高知。特にこの時期は湿気がすごい…。
その昔、私が高知に移住したばかりのころ、持ってきていたスーツの大半にカビが生えるというショッキングな出来事に見舞われました(こちらにきてからというものスーツを着る機会が年に一度ぐらいしかなかったというのも原因ですが)が、これまで私が感じてきた湿気とはレベルが違う高知の湿気。
宿を始めてからは特にこの時期は湿気との闘いに明け暮れています。
そんな梅雨ではありますが、梅雨だからこそできることもあるというもので、
今日はそんな梅雨にすることを書いていきたいと思います。
【半年に一度の】
梅雨が訪れるのは大体6月。カレンダーでも6月のイラストは雨の中のカタツムリとカエルと紫陽花と相場が決まっています。
そんな6月はGWも過ぎ、祝日もないことから連休もなく、観光客も少ないので宿のことをするのにぴったりの季節でもあります。また、一年の中でも丁度半分。その間に私が毎年するのは”大掃除”です。
カビも発生しやすい時期でもあるのでこの時期に一度半年の汚れを取っておくのです。
年末の大掃除と同じように床にワックスをかけたり、家具の裏やベッドの隙間など、普段あまりしないようなところを中心に一週間ぐらいかけて行います。
【年に一度の】
この時期にしかやらないことが一つ。
それが「布団クリーニング」。
年に一度すべての布団をクリーニングに出します。
宿を始めてからお世話になっているのが、四万十町窪川にある”しももとクリーニング”さん。
毎回干してはいるのでクリーニングするまでしなくてはいいかもしれませんが、やはり年に一度は綺麗にしておきたいということもあり、お金をかけてでもこの時期には布団クリーニングをお願いしています。
クリーニング後の布団はふわふわしていてとても気持ちがいいです。
毎年大掃除と布団クリーニングを済ませた宿を見るとリセットされた気分になり、夏に向けてギアを入れ替えられるような気がします。
【梅雨休み】
布団クリーニングを出している間は宿を休むしかないので、この時期には旅に出るようにしています。
旅と言っても宿以外の仕事などの関係で2泊3日ぐらいの国内旅行なのですが、今年は京都府宮津市と兵庫県の城崎温泉に行ってきました。
旅先では基本的にゲストハウスに泊まるようにしています。
他のゲストハウスさんに泊まることで自分の宿のPRと参考になるようなことがないか勉強に行くためです。
ゲストハウスでは横のつながりが結構重要でうちのゲストさんに他のゲストハウスを紹介したり、またその逆もあるのでゲストハウスに泊まって交流をするようにしています。
【京都府宮津市 ハチハウス】
旅初日。
朝早く四万十を出て向かったのは京都府宮津市。
日本3大景観の一つ天橋立がある場所です。
途中有名な神社などによってついたのが宮津市にある「ハチハウス」さん。以前から存在だけは知っていて行ってみたいと思っていたゲストハウスでした。
チェックインでオーナーさんと話して地域のお店などの情報を聞き、早速近所の居酒屋さんへ。そこで、それなりに呑んで食べたあと、宿にいったん戻り少し酔い覚ましをしたあとにオーナーさんとスナックへ。
居酒屋とスナックという地域ならではのものを堪能し、オーナーさんともじっくり話せて本当に楽しい夜を過ごすことができました。
【城崎温泉 BookStoreiChi】
翌日、ハチハウスさんの中で漫画を読みながら朝ドラをみて出発。
天橋立を見て、向かったのは兵庫県香住町。実は母方の祖父がこの地の出身なので今回の旅でどんな所かよってみようと思っていました。
綺麗な海と美味しい蟹のある素晴らしいところだったので次回以降の旅の目的地になりそうです。
香住町に寄り道したあとは兵庫県の城崎温泉へ。
城崎温泉で止まったのは”BookStoreiChi”さん。
本屋と宿が合体した珍しいお宿です。城崎温泉の温泉街の中にあり、チェックインを済ませたあとは早速温泉へ。
1日入浴券(1500円)を購入しその日開いていた3湯に浸かってきました。
その後は、宿で宿泊者にサービスされるビールで1杯。そこから宿の方に聞いた地元のおでん屋さんを堪能したあと温泉街の夕景を楽しみながら宿へ帰り宿にあった懐かしい漫画を読みまくりました。
【最後は駄菓子屋】
最終日。
高速道路は極力使わず下道をゆっくりと南下。
途中姫路城を外から見学し、岡山へ。
岡山では前に一度行ったことのある「日本一の駄菓子売り場」へ。
そこで大量の駄菓子を仕入れ帰路につきました。
2泊3日の短い旅でしたが、充実したいい旅でした。何より今回2つの宿でそれぞれのオーナーさんと話ができたことがなにより嬉しかったです。
やはり宿でオーナーさんとお話すると色んな地元の話が聞けるのでその土地が一気に身近に感じられるようになります。
自分自身もできるだけゲストさんと交流できるように頑張っていきたいと改めて思いました。
【旅の翌日】
旅から帰った翌日。
クリーニングに出していた布団を取りに「しももとクリーニング」さんへ。
ふわっふわっになった布団を車に詰め込んでゲストハウスへ戻りセッティング。
下半期のEkimaehouseSamaruが始まりました。
季節は梅雨なのでゲストさんは落ち着いていますが、この時期だからこそできることをやっていこうと思います。
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