【マルシェ】大正のきさきマルシェのご報告

ゲストハウスのこと

こんにちは。

このブログでも紹介した「大正のきさきマルシェ」。

先日無事開催することができました。

今回はその報告をしたいと思います。

 

【ドキドキの朝】

大正商店街の約400m区間にある空き家、空き地を使ってマルシェを開こうとはしたものの、初めての催しでもあり、正直不安しかありませんでした。

 

前日になって、出店者さんから「どれくらい準備したらいいですかね?」と聞かれても、「わからないですね」としか言えない始末…

天気だけは晴天そうだったのでそこが救いでした。

 

しかし、一方でこのイベント自体の面白さというものも感じてはいました。

ネットで調べても、空き家や空き地を利用したマルシェはありましたが、どれも商店街の中の数か所に出店者を固めており、全体を使ったマルシェは見つけられませんでした。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

内容や、参加店舗数等も考えるとこのイベントは多くの方の共感や興味を得られるのではないかとも思っていました。

また、これを続けることができれば大正商店街に新しい賑わいがつくれるのではないかとも思いました。

だからこそ、今回、初回でコケるわけにはいかないというプレッシャーはありました。

 

【いつの間にか人人人】

午前8時。

これまでに一緒に色々動いてくれたメンバーの他地元の方でお手伝いをかって出てくれた方、四万十高校生。約30名が大正駅前に集まりました。

そこで簡単な打ち合わせをしたのちに準備開始。

 

前日までに役場や、地域おこし協力隊の手を借りて机や椅子、テントなどは会場まで運んではいました。でも当日はその机や椅子を各店舗に配置したり、テントを設営したりと、それなりに準備はあります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

また、8時半からは出店者さんも来はじめるのでその対応もしなければなりません。

400mを行ったり来たりしながらイベント開始の頃にはすでに私はぐったりきていました。

 

 

そして、10時。

イベントの開始です。

 

受付にはそんなに人が集まっている感じはなかったので「ゆっくり増えてくるかな」と軽く構えていたら、いつの間にか商店街に人が溢れるようにいて今まで見たことがないほどの人が商店街を歩いていました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

イベント開始から一時間後の11時には売り切れるお店も出るほどの盛況ぶりでした。

 

【2度目はある?】

今回のイベントが終わり町中を歩いていると「あのイベント良かったよ」とか「もう一回やってや」「あんなに人が商店街にいたのをみたことがない」などと言ってもらえます。

 

2度目というのは今すぐには考えられませんが、できればしてみたいとは思っています。

ただ、それには一つの条件があって「地域の方が望み、協力してくれること」です。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

準備や当日の運営などなかなか大変なことが多いイベントなので、それらを手伝ってくれるメンバーがいたら是非やりたいと思っています。

【なぜゲストハウスがイベントをするのか】

こういったイベントをやっていると、ふと自分でも「何でうちはゲストハウスなのにイベントやってるんだろう」という自問自答する時があります。

 

でも毎回その答えは決まっていて、それは、

「地域のにぎわいが宿の発展に繋がるから」

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

宿は地域に魅力がないとお客さんは来ません。

たまに宿の魅力が凄くて、その宿に泊まりに行くというケースもありますが、レアだと思います。

さらに私の場合は「地域まるごと宿」というものを目指しています。地域全体で来てくれるお客さんをもてなそうとしているので地域の魅力がそのまま宿の魅力に直結しています。

 

地域づくりが宿づくりなのです。

 

これからも地域を盛り上げながら、宿の魅力を高めていく。

その為に頑張っていこうと思います。

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