【ビジコン】四万十町ビジネスプランコンテスト
こんにちは。
3月に入り寒さも少しずつ和らいできた感があります。
町内の所々で桜も見られるようになり、春がもうすぐそこまで来ていることを実感しています。
私事でありますが、先月末、四万十町で行われた「四万十ビジネスプランコンテスト」にプレゼンターとして参加しました。
今回はそのことについて書いていこうと思います。
【四万十町ビジネスプランコンテスト】
四万十町ビジネスプランコンテストとは、町内(四万十町)で新しいビジネスや事業に挑戦したい人をまちぐるみで応援する仕組みとして平成29年より始まったもので今年4回目をむかえました。
四万十町の活性化や地域課題解決に繋がるアイデアやサービスであったり、四万十町の資源を活用したアイデアを広く募集し、最終審査では審査員の前でプレゼンを行い、大賞者には100万円の補助金が与えられるというものです。
私は第1回に参加。今回は2回目の挑戦となりました。
【ブラッシュアップ】
四万十町ビジネスプランコンテストはただ大賞を競い合うだけではありません。
このビジコンでは何よりも「仲間づくり」というものを大切にしています。
その為、ビジコン本番までに数度のブラッシュアップ会を実施しており、そこでは互いのビジネスプランを共有しアドバイスも仕合います。
このブラッシュアップが結構大切で、これによって自分のプランの見直しや、プラン実現のために必要な動きというものが具体的にわかってきます。
ビジコンに参加したのは、このブラッシュアップによるプランの練り直しが目的の一つでもあります。
今回のビジコンでは最終審査までに計5回のブラッシュアップや相談会が行われ非常に勉強になりました。
【私のプラン~しまんとシェアキッチン~】
ここで今回私が提案したビジネスプランについて簡単に説明したいと思います。
「しまんとシェアキッチン~やってみたいができる場所~」
私が宿をしている四万十町大正という地区はその昔林業で栄えました。それも今は昔、町を通る人や車の数は減り、お店も閉まっているところが多く、夜も静かです。
そんな大正を賑やかにするために作ろうとしているのが「しまんとシェアキッチン」です。
これは、私が飲食店営業許可と菓子製造業許可があるレンタルキッチンを作り、それを「お菓子を作って売ってみたい」「カフェをしてみたい」という人に貸します。
これによって町には新しいお店と、やってみたいと思うことに挑戦しやすい環境をつくっていく。
とまあざっくりいうとこんなプランです。
【決戦は土曜日。四万十町ビジネスプランコンテスト】
2月も押し迫った2月27日。第4回四万十町ビジネスプランコンテストは開催されました。
これまで、会場は四万十町役場でしたが、今回は四万十会館で行われました。
四万十会館は四万十町でも一番大きなホールで、コンサートなどが行われる会場です。
そこに11時30分に集合し、入念なリハーサルを行ったあと13時30分からビジコンは始まりました。
今回、私の他に4名のファイナリストがいました、その方たちのプランは以下の通りです。
- Green Tiny Home Village
- 出張刃物販売 メンテナンスサービス
- 古いものの新しい使い方。
- やってみたいをできる場所。四万十シェアキッチン
- I and SKKTでニュー相去を作る
※発表順
持ち時間は一人20分。最初の7分でプランを説明し残りの13分で審査員からの質問に答えるという流れです。
私の出番は4番目。最初でも最後でもないちょうどいい順番でした。
【結果はっぴょ~】
全てのプレゼンが終わった後はいよいよ結果発表です。
ステージに発表者5人が並び審査結果を待ちました。
私は、急遽つくられた「高知銀行賞」をいただくことが出来ました。
大賞は3番目に発表した「古いものの新しい使い方」を発表した田村さんでした。
こちらは家々に眠っている、古い家具などを活かしてリメイクしたりしながら、物を大切に使う社会を実現したいというものです。
大賞を取れなかったことは残念ですが、2度目の挑戦にして初めて「賞」という形で評価していただけたことは嬉しかったです。
【ビジコンその後】
四万十町ビジネスプランコンテストが終わって1週間。
今回のビジコンは新型コロナ対策もあってネットでも見られるようになっていました。
また、その動画はYouTubeでも発信されておりいつでも見られるようになっています。
その動画を見た地域の方から「見たよー」といってもらうことも少なからずありましたし、中には賞をとったからとビール券をくれる人もいました。
私としてはビジコンで発表したプランを実現させていきたいと思っています。
その為にまずは場所探しから。
今大正の町中でシェアキッチンに適した場所がないかを探している最中です。
ビジコンを単なるコンテストで終わらせるのではなく、自分の夢を叶えるきっかけとすることが、本来のビジコンの趣旨だと思います。
今回発表したプランを実現させ、町をまた少し賑やかにしていきたい。
そんなことを考えている今日この頃です。
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