【掃除】ゲストハウスの一日

ゲストハウスのこと

こんにちは。流行っているのに逆に静かになっているなぞなぞのような状況が続いている昨今。こんな流行は早くなくなってほしいと切に願うばかりです。

さて、話は変わって、EkimaehouseSamaruも今年の夏には3年目を迎えます。この2年間、それなりに経験は積んできたつもりですが、その中でゲストハウスの業務上大切にしなければならないものが3つあると思うようになってきました。

それは、”集客””接客”、そして、”掃除”です。

集客に関しては言わずもがなではありますが、HPやSNSでの発信や宣伝。フライヤーなど紙媒体でのPR。イベント実施など色んなことがあります。

接客に関しても宿であれば大切なことで、チェックイン、チェックアウトだけでなく、観光案内等もゲストハウスでは求められるので日々勉強しなければなりません。

そして、私は何気に重要だと感じているのが「掃除」です。

特にEkimaehouseSamaruは40歳のおっさんが一人でやっている宿です。なので、掃除にはそれなりに気を使っています。そこで、今回は私が日々どんな掃除をしているのか。それをご紹介したいと思います。

①チェックアウト後

ゲストさんのチェックアウト後から掃除は始まります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

まずは布団干し。敷きパッドと掛け布団と枕のシーツを外し、敷きパッドは洗濯機へ、シーツは数がまとまったら近くにクリーニング店に持っていきます。最初はシーツも自分で洗おうとしましたが、手間と場所の問題でやめてプロに任せました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

敷きパッドとシーツを外した敷布団と毛布は外に干します。掛布団と枕は縦にしたマットレスにかけて干します。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

因みに毛布は5月に、布団一式は6月にまとめてクリーニングに出しています。

②お風呂とトイレ

次に取り掛かるのがトイレとお風呂の掃除です。

お風呂の浴槽は主に重曹を使っています。

浴槽の後は、外に出て脱衣所を拭き、そこからトイレの床を拭いていきます。この時つかっているのはクエン酸です。これまでは市販されているものを使っていましたが、量も使って経済的ではないし、自然にも悪いかなと思ってちょっと前からクエン酸を買ってきて自分で洗剤を作って使っています。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

床の後は、トイレの便座を専用の布と洗剤で拭き、便器については近くの就労継続支援B型事業所やまびこで作っている食べ物だけで作った「ミラクルやまちゃん」という洗剤で洗います。その後、また布を変えて洗面台や気になる所を拭いて風呂とトイレの掃除は終了です。

③部屋の掃除

次は部屋の掃除です。

部屋は床の素材によって変わります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

畳の場合は、畳専用洗剤というものを使って掃除。フローリングも専用のワックスを使って掃除します。

ここまでくると大体昼ぐらいになっているので、干してあった布団を回収してお昼です。

④その他の所の掃除

お昼休憩をたっぷりとって午後からは階段、台所、リビングの掃除です。

階段は床用洗剤で拭き掃除です。

台所は、シンクを拭いて、その他テーブルや食器棚、冷蔵庫を拭いていきます。最後に床を拭いて完了です。

リビングは机や棚を拭いたあと、畳部分を畳専用洗剤で掃除していきます。

これで掃除はほぼ終了です。

この後、布団に敷きパッドを敷いて、シーツを被せベッドメイキングをしてお客さんを迎える準備が完了です。

この時が大体2時~3時頃。チェックインは4時からにしているのでちょうどいい時間です。

掃除、掃除、掃除

正直これを毎日やっているわけではありません。客室は基本前日に使っている部屋だけですし、階段等も毎日拭くわけではありません。それに、この他にも洗濯場や窓、排水溝の掃除、スリッパ、マットの消毒などもします。また、掃除の合間には予約の確認だったり、伝票記入だったりもします。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

それでも、ゲストハウスの業務における掃除がしめる割合はとても大きいと思います。時間や経費が掛かるというのもあるのですが、それ以上に掃除の良しあしが直接的な評価に繋がるからです。

誰だって汚い布団に寝たくないし、汚い部屋に泊まりたくはないと思います。

特に、私の宿は「地域まるごと宿」を目指しており、「寝る」を担当しているものとしては寝るに対して神経を使っていきたいと思っています。

今回、この掃除について書いている最中に少し迷いました。「掃除の仕方がおかしいっていわれたらどうしよう」「こんな掃除しているところならやだなって思われたらどうしよう」。そんなネガティブな考えがいっぱい浮かんできたからです。

でも、間違っていることをそのまましている方がまずいんじゃないかとも考えました。

なので、もしこれを読んでくれた方の中でもっといい掃除方法やアドバイスがあったら教えて下さい。お金がそこまでかからないことなら積極的に取り入れていきたいと思います。

クエン酸と重曹

最後に、現在私が掃除で使っているクエン酸と重曹の違いと掃除への使い方について簡単に書いておきます。ネットで仕入れた情報を簡単にまとめただけですので参考程度に。

クエン酸(酸性)…無色無臭で水に溶けやすい。水垢、石鹸カス、尿石などの掃除に効く。

シンク、洗面台、お風呂のサビ、トイレ、フローリング、畳、カーテンの匂いけしなどに有効。

大理石、鉄には使えない。塩素系と混ぜると危険。

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重曹(弱アルカリ性)…粒子が細かく、水に溶けにくい。油汚れ、焦げ、湯垢、手垢に効く。

キッチンコンロ、レンジ、フライパン、窓ガラス、浴槽に有効。

畳、プラスティック、漆器、フローリングは傷がつくので使えない。

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