【クリスマスイルミネーション】大正の冬の暗闇照らすイルミの灯り

ゲストハウスのこと, 四万十町のこと

今年も気づけば12月。

色々あった2020年も残りあと1か月をきりました。

先月ハロウィンのイベントについて書いたばかりなのに今回はクリスマスについて書こうとしています。

私が子供の頃、12月といえば待ちに待った月でした。25日のクリスマス。そこから5日も寝るとお正月。

イベントに次ぐイベントでウハウハものでした。特に11月が誕生日の私にとっては11月、12月は最強の季節。誕生日プレゼントにクリスマスプレゼント、さらにはお年玉と。もらえるものばかりのこの季節は本当に楽しみでした。

因みに、クリスマスプレゼントで一番印象に残っているのは当時流行っていたミニ四駆のコースです。

 

さて、私の思いで話はここら辺でやめて、ここ大正のクリスマスについて。

 

【大正商店街のイルミネーション】

ここ四万十町大正地区では12月の1か月間、大正商店街沿いにある家々でイルミネーションを飾っています。

これは、四万十町商工会青年部大正支部が行っている取り組みで、各家庭にイルミネーションをレンタルし、各家々で飾ってもらおうというものです。EkimaehouseSamaruの方でも先日飾り付けをして夕方から私が寝るまで点けています。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

この取り組み。

実はなかなか古い歴史を持っています。

 

始まったのは大正がまだ大正町であった時代。

合併して四万十町になる平成18年より以前の話になります。

今回この記事を書くにあたって商工会の方に聞きましたが具体的にいつ始まったか、はっきりとはわかりませんでした。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

憶測ですが、“イルミネーションを飾って町を盛り上げよう”という流れで始まったのではないかなと思っています。

 

時代もあるのでしょうが、始まった当時は本物の「もみの木」を各家庭に買ってもらいそれに飾り付けていたそうです。

その様子はテレビにも取り上げられていたそうで、その当時のにぎやかさがうかがえます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

しかし(1回目)、年を経るごとにみんなのテンションが下がっていきマンネリ化していくという地域おこしあるあるのご多聞にもれず、もみの木のお世話やイルミネーションの老朽化(LEDも普及していない時代)などの色んな要素が重なっていつの間にか廃れていってしまいました。

 

しかし(2回目)、合併後の平成25年ごろ、この取り組みをもう一度ちゃんとしていこうという機運が生まれ商工会青年部と婦人部がタッグを組み復活させることになったのです。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

今は各家庭を商工会青年部が回り、イルミネーションを1000円で1か月借りてもらい、各家庭で飾ってもらっています。

 

また、12月初めには青年部が集まり、JR土佐大正駅前をイルミネーションで飾り付け、1か月の間点灯させています。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

今年も先日青年部が集まり飾り付けを行っていました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

【今、そしてこれから】

平成25年にイルミネーションが復活した際に協力してくれた家庭の数は43軒。

しかし(3回目)、今年その数は24軒までに減りました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

一度消えかけた火を再度灯しなおさなければいけない時期にきているのだと思います。

 

誰もが無理せず続けていける様に、青年部と協力しながら、この小さな灯りを絶やさないように頑張りたいと思います。

 

寒くて暗い商店街にだけはしたくない。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

しかし(4回目)、商店街のイルミネーションは3度目の盛り上がりをみせたのです」と言えるようにしたいと思っています。

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