【サウナ】寒い⇒暑い⇒四万十川へドボン=整う

四万十町のこと

こんにちは。

師走(しわす)の12月。まさに走るように月日が過ぎ去っています。

今年は「コロナコロナ」と言っているうちに一年が経ってしまった感がありますが、そんな中でも、いやそんな時だからこそ新しいことに挑戦することは大切だと思います。

そんな中、12月に四万十町には新しい冬の観光資源ができました。

それは「サウナ」。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

「観光客の少ない冬、その中でも朝と夜の時間に楽しんでもらえるものを」と、いうことで今回四万十川アウトドアサウナなるものが四万十町にできました。

 

【サウナ】

サウナの歴史は意外と古く2000年以上前のことになります。フィンランドのカレリア地方で、元々は食料を貯蔵したり、燻製を作るための部屋がいつのまにか沐浴する場所に変わったようです。

世界に広まったのは1936年のベルリンオリンピック。

このオリンピックに参加したフィンランドの選手たちがサウナを持ち込んだことがきっかけでした。

日本に広まったのは1964年の東京オリンピック。このとき選手村にサウナが設置されたことでその後日本に広がっていきました。

日本においても今はお湯のお風呂が一般的ですが、昔はお湯に浸からない蒸し風呂が一般的だったそうなので、そうなるとサウナを楽しむ文化は日本人に根付いているのかもしれません。

 

【サウナの入り方】

ネット等で調べると「サウナの入り方」「サウナの効果」など沢山情報がでてきます。

-サウナの効用-

サウナの効用として色んなページで書かれたのを簡単にまとめると、

①血流が良くなる⇒②血流が良くなって身体中に栄養が届きやすく、老廃物が排出されやすくなる⇒③肌、健康、精神といった面で効果がある

というところでした。

また、お風呂と違って水圧がかからずに血流が良くなるため血管に負担を掛けずに身体を温められるというのもいいみたいです。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

-サウナの入り方-

サウナの入り方として、

サウナに入る⇒水風呂に入る⇒外気浴で休憩

これを1セットとして3セットぐらいするのがいいみたいです。

水風呂に関しては、「サウナの中で一番の醍醐味」という人もいて水風呂に入ったことのない僕にとっては信じられませんでした。ただ、水風呂に入ることで自律神経が活発になったり、開いていた血管が収縮するためサウナで得た熱を逃がしにくいという効果があるみたいです。

その次の外気浴というのは休憩のことで、ここでサウナと水風呂で上がった血圧、心拍数を正常に戻し、緊張していた身体をリラックスさせるみたいです。

そして、この休憩の時に感じるのが「整った~」という感覚。一種のランナーズハイのようなものらしいですが、整うことでサウナを十分に満喫できたということなのでしょうか?

【四万十川アウトドアサウナ】

1936年のベルリンオリンピック。

1964年の東京オリンピック。

サウナが広まったのはどれもオリンピックを契機としています。

そして、今年2020年。

本来なら東京オリンピックがある年でした。

そんな中で生まれたのが「四万十川アウトドアサウナ」。

ちょっと勝手に運命めいたものを感じます。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

まぁ今は全国的に見ても数年前からサウナが人気になってきていることは間違いありません。バラエティや情報番組でも取り上げられることも多くなってきています。

特に今は女性にも人気があるみたいで、SNSでも「サウナ―」なる方たちが色んなサウナの楽しみ方を発信しています。

四万十川×サウナ。

本来ならこれだけでも十分に魅力的だと思います。しかし、このサウナにはさらにもう一つの要素が加えられています。

それが、「四万十ヒノキ」。

 

【四万十ヒノキ】

四万十川流域で産出される檜のことを「四万十ヒノキ」と言います。

日射量が多いにも関わらず、雨量も多く、山岳部に限っていえば冬は冷え込む。そんな自然環境の厳しい中で育った四万十ヒノキは強いことで有名です。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

また、さわやかな香りとほんのり染まった桜色の色合いは人気で、朝の情報番組で料理を作っている俳優さんのまな板は四万十ヒノキだという噂もあります。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

そんな、四万十ヒノキでサウナを作りそれを四万十川で楽しもう。

それが、四万十川アウトドアサウナです。

【サウナの後は四万十川へ】

12月初め。

四万十川アウトドアサウナがオープンしました。

オープンしたといっても毎週金、土、日の朝と夜(金曜日は夜のみ、日曜日は朝のみ)の営業で、1月末までのイベント形式での開業ではありますが、それでも噂を聞きつけたサウナ―さんたちが全国から来られていました。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

四万十ヒノキで作られたサウナで十分に体を温めて、冷たい冬の四万十川へドボン。

その後は満点の星空を見ながら外気浴で整える。

寒さを感じさせない心地よさを皆さん感じられているようでした。

私も最初の2日間、お手伝いさせてもらいました。個人的には夜も星空があって素晴らしいですが、朝の方がこれから目覚めていく四万十の自然を感じられて好きです。

とはいえ私自身もまだ四万十川アウトドアサウナを体験していないので近いうちに体験したいと思っています。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

皆さんもぜひ、サウナで熱くなった体で、真冬の四万十川へ飛び込んでみませんか?

 

-四万十川アウトドアサウナ-

料金:2000円(事前予約不可、タオル・水着等持参)

場所:四万十川・川遊び公園ふるさと交流センター(四万十町昭和)

日時:2020年12月4日~2021年1月30日

夜の部=毎週金・土17:00~20:00

朝の部=毎週土・日7:00~10:00

※12月30日~1月8日は休み

※天候、その他事情により中止の場合あり

※現在コロナの感染拡大を受けて営業スケジュールが急に変更になる場合があります。

詳しくはHP(【公式】四万十川アウトドアサウナ (shimanto-sauna.jp) 等で確認してみてください。

この町全体が1つの宿|四万十町ゲストハウス「Ekimaehouse SAMARU」

 

追伸:これで今年のEkimaehousesamaruブログは最後かなと思います。新年には大正のお正月について報告させてもらいますのでどうぞみなさん良いお年を。

2021年(令和3年)が皆さんと私と、四万十町と高知県と日本と世界にとっていい年となりますように。

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